長野の縄文おやきとは

おやきという食べ物は、昔から作られ、食べられてきた素朴なお菓子です。このおやきというものは、どのくらい前からあったのか、というと、なんと、縄文時代からあったそうなのです。

なぜそれがわかるかというと、小川村という場所の縄文時代の遺跡から、そのあとと思われるものが発見されたからなのだそう。雑穀の粉を練ってから焼いたとされる縄文おやきの跡が見つかったのですね。一説によると、これがおやきのルーツではないかとも言われています。

小川村というのは、長野県長野市から、車で30分ほどのところにある静かな農村です。今は3000人程度の人口だそうですが、美しい北アルプスを望む、風光明媚な村です。

この村では、急斜面の山肌にしか畑を耕せないという状況で、稲作があまり盛んではありませんでした。そのため、小麦粉やそば粉で作るおやきの文化が発達してきたと思われます。おやきは、稲作ができない地方の山間地の主食ともなっていったのですね。